資金調達

シリーズBラウンド(エクステンション)として第三者割当による1億円の追加増資を実施(ラウンド総額4.4億円)

今般、当社はシリーズBラウンド(エクステンション)において、第三者割当による1億円の追加増資を実施しました。これにより、シリーズBラウンド全体で4.4億円、累計で11.1億円の資金調達を達成しております。 資金調達目的は、睡眠時無呼吸症候群(以下、「SAS」という。) の治療機器に係る研究開発及び医学的検証の推進であり、今後、人材の積極採用、開発試験の推進、臨床研究等に取り組んでまいる所存です。 ■シリーズB(エクステンション)の主な引受先 ・JP LIFE NEXT1号投資事業有限責任組合(かんぽNEXTパートナーズ株式会社) ■今回の資金使途/調達目的 当社は、”世界の睡眠障害をやさしく解決したい”という思いから、SASに係る非接触型治療器の開発製造に取り組んでおります。 SASは、ご本人に自覚症状が乏しいと言われていますが、放置すると、高血圧、糖尿病、冠動脈疾患、心不全などを引き起こす可能性があり、米国等でも近年、関心が高まっております。 しかしながら一般的な療法となっているCPAP (マスクを着用する持続陽圧呼吸療法)には、途中で患者様が治療をあきらめてしまうケースがあるため、継続性の観点での課題が指摘されております。 そこで当社は、ミリ波レーダ等を用いた非接触によるSAS治療器を開発し、患者様への負担を軽減した新しい治療方法の提供を目指しております。 具体的には、国立大学法人京都大学との連携を深化させ、共同での研究開発及び医学部附属病院での治験並びに薬事承認に向けて推進しております。 今回の資金も当プロジェクトに活用させていただく所存です。

以上

<関連リンク> かんぽNEXTパートナーズ株式会社 ニュースページ https://jpl-next.jp/news/

M&A専門のグローバルメディア『Mergermarket(マージャーマーケット)』から株式会社マリのインタビューが公開されました

M&A専門のグローバルメディア『Mergermarket(マージャーマーケット)』から弊社へのインタビューが公開されました。 インタビューの内容は、弊社が将来的に企図するシリーズ C ラウンドの概要(資金調達規模、想定する投資家など)、資金の使途、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の市場規模、開発中のSAS治療器の説明等です。 <関連リンク> <Mergermarket> MaRI plans Series C round to bring contactless sleep apnea treatment device to the US – CEO https://mergermarket.ionanalytics.com/content/1003732506 ※上記リンク先はMergermarketの会員購読制の有料ニュースサイトとなります。

睡眠呼吸障害に関する医療機器化を促進するため総額約3.4億円の資金調達を実施

弊社はこの度ベンチャーキャピタル5社を引受先とする総額約3.4億円のシリーズBラウンドによる第三者割当増資を実施しました。これにより累計資金調達額は約10.1億円となります。 今回調達した資金により、開発中の睡眠時無呼吸症候群(SAS)に関する医療機器について開発リソースの確保や医学的検証のための臨床研究・臨床試験の実施を進めてまいります。 資金調達の概要: 調達金額:約3.4億円 (累計 約10.1億円) 調達方法:第三者割当増資(シリーズBラウンド) 第三者割当増資引受先: 【既存投資家(ファンド運営会社)】 ・MPI-2号投資事業有限責任組合(MedVenture Partners株式会社) ・イノベーション京都2021投資事業有限責任組合(京都大学イノベーションキャピタル株式会社) ・KIRIN・GB投資事業有限責任組合(キリンホールディングス株式会社/グローバル・ブレイン株式会社) 【新規投資家(ファンド運営会社)】 ・京銀輝く未来応援ファンド3号forSDGs投資事業有限責任組合(京都キャピタルパートナーズ株式会社) ・SMBCベンチャーキャピタル7号投資事業有限責任組合(SMBCベンチャーキャピタル株式会社) 資金調達の目的: 弊社は、非接触センシング技術と非接触刺激方法を組み合わせたヒトに優しい睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療機器の開発を行っています。SASは本邦において約500万人の治療が必要な患者がいるとされていますが、放置すると重篤な心血管疾患にもつながることから、継続的治療が必要な疾患です。ただ、標準的な治療となっているCPAP(持続陽圧呼吸療法)は継続性の面での課題が指摘されています。京都大学発ベンチャーである弊社はこれらの課題に対して、ミリ波レーダ等を用いた非接触センシングと非接触刺激の組み合わせにより、患者への負担が少なく受け入れやすい完全非接触の診断・治療法の提供を目指しております。現在、開発中のSAS治療機器について京都大学医学部附属病院での治験を進めておりますが、今回の資金調達により独自技術による治療ソリューションを確立させ、医療機器の薬事承認に向けた準備を進めてまいります。